家事代行スタッフは、年配の女性をイメージされる方が多いともいますが、近年20代~30代の若い女性スタッフも増えてきています。
家事代行は、長年家事をこなしてきた年配の女性でないと務まらないと考えている方が多いともいますが、実際は若い方でも問題ありません。
しかし、若い女性が働くには性被害などのリスクが高くなるのも事実です。
この記事では、家事代行スタッフに若い女性が増えている理由や、性被害に対する会社が行っている対策などをご紹介いたします。
家事代行スタッフに若い女性が増えている理由
それでは、家事代行スタッフに若い女性が増えている理由を説明していきます。
時給が高い
家事代行の時給は、平均1,100円~1,500円ほどで一般的な職種より高めの時給がもらえます。
同じ時間働くのであれば、少しでも行が高い方がいいですし、高い時給の家事代行を選ぶ若い女性が増えていると思われます。
日時の自由度が高い
家事代行は働く日や時間をご自分で決めることができ、とても自由度が高いです。
空き時間を利用でき働けるので、魅力が高いです。
長く続けられる
家事代行を行うにあたり、年齢の制限はなく長く続けられる事で、人気も高くなっています。
また、女性は結婚や出産などで仕事に大きく影響を受けることがありますが、家事代行はどのような状況でもスケジュールの自由度が高く、無理なく続けられる魅力があります。
ドラマの影響
「新垣結衣」さん主演のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」通称「逃げ恥」や、「多部未華子」さん主演のドラマ「私の家政夫ナギサさん」通称「わたナギ」の影響があると思います。
ドラマを見て身近に感じた方や、家事代行という職業を知らなかった方などが知るきっかけとなったため、増えてきていると思われます。
性被害に対応する対策
家政婦(家事代行スタッフ)は女性が多く性被害のリスクが付きまといます。安心して働いてもらうために各社対策をされています。
どのような対策をされているか説明をいたします。
男性一人のご家庭には、二人態勢か不在時限定
家政婦の性被害で過去に起こった、また一番危険とされている状況は、男性一人のご家庭に女性家政婦(スタッフ)が作業に行くことです。過去にも被害があったのがこの状況です。
取られている対策例としては、男性一人のご家庭には女性一人では派遣しない。二人で対応するか、お客様が不在の時のみ作業を行うようにされています。
支払いはクレジットカードのみ
支払方法をクレジットカードのみにする事で、対策されている家事代行業者もあります。
なぜ、これが性被害の対策になるの?と疑問に思われる方もおられるとは思いますが、実はこれだけで大きな対策になっています。
クレジットカードを作るためには、クレジットカード会社の審査に受かる必要があります。審査では必ず、本人確認がされます。本人確認ができないとクレジットカードを作ることはできません。また、クレジットカードでは本人以外は利用できませんので、お客様の名前や住所を正確に把握することができます。
その情報を犯罪歴情報のデーターベースと照合し、危険人物ではないかの判断を行っています。
チャットシステムの提供
マッチング型などの個人でスタッフがお客様とつながるサービスでは、お客様とのやり取りはチャットシステムを提供しています。
チャットシステムを利用する事で、個人で連絡先の交換もする必要が無いように配慮されている。
まとめ
若い女性が働き手として増えているのはとても喜ばしい事です。しかし、その反面で家政婦などの家事代行スタッフの安全を守っていく事も大事になります。
どのような仕事にもリスクがありますが、そのリスクを把握したうえで対応、対処が必要となります。
これから家事代行スタッフ、家政婦として働きたいとお考えの方は、働く会社がどのような対策を取られているかを見極め応募ください。